□□□ ダニの発生する条件 □□□
発生は湿度25度~30度、湿度70~80%で言う高温多湿がダニの繁殖の条件になっています。
ダニは、食物、温度、湿度の三つの条件が揃うと大量発生につながります。この条件のうち、湿度管理が一番効果があるようです。
除湿する事でダニの餌の一つとも言われているカビをも押えることが出来ます。
□□□ ダニが発生した場合 □□□
畳を外に持ち出して、天日干しにするのも大変効果があると言われています。天日干しにする時に、お子さんの縫いぐるみ等も、色の黒い ビニール袋に入れて外に出してください。縫いぐるみもダニの住家の一つです。
晴れた日にコンクリート又はアスファルトの面に畳の裏側を上にして干すと畳の中心温度は80度に達すると言われています。 (5月~10月の午前10時~午後4時)
□□□ 屋内でダニを発生させない生活り知恵 □□□
屋内塵性ダニ : 畳 カーペット 布団などに発生源とし、そこにたまる垢やフケ、有機物などごみの増加や高温、高湿が発生に拍車をかける
吸血性のダニ : ネズミや鳥の巣が発生源となり、そこから分散が起こったり、動物が体につけて屋内に運び込む。
食品由来のダニ : 穀物や穀粉などに発生し、開封後の長期保存で食品の水分含量が増加する。
植物由来のダニ : 屋内やベランダでの植物栽培が行われるようになり、冬期の屋内温度が調整されたことにより発生が助長されていると考えられる。
掃除機 一般に掃除が不十分なほど、ダニ数が多いという事実がある。最近の掃除ではほとんど電気掃除機を用いる。毎日掃除機をする家庭もあるが、1週間に2~3回というのが平均的なようである。しかも掃除機による掃除は目に見える大きなゴミだけを中心に、隅々への掃除がゆきとどいていない。また大掃除の習慣もなくなった。というより住宅事情でできなくなったといった方がいいかもしれない。
換気・空調 ダニが高温度下で発生しやすいことは確かである。しかし最近の住宅は隣接し、お互いの干渉を嫌い、密室性が高まり、屋内環境を機器類によって調節する傾向が強まっている。冷・暖によって適温を保ち、暖房が湿度を下げれば加湿器で温度を高め、冬期の高温高湿は冬といえどもダニの発生を促す。したがって1日、1年のうちで少なくても晴天の日は、窓を開け室内の換気を促して屋内の湿度を低めたいむ。最近ではいろいろな除湿器も普及してきたが、いずれにしても屋内の温度を60%以下に下げる工夫が必要である。このようなことが最終的に、畳やカーペットなどにダニの発生源の含水量を低減させ発生を防ぐのに大きな効果を発揮する。
布団 布団は人が長期間体に密着させ使用するため、ふけや垢などチリダニの餌が豊富にあり、使用時には人の体温で快適な温湿度が維持される。このようなことから、できれば古いものは新しいものと交換することが好ましい。
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